ひらログ
失敗から始まった!?平家工房みともストーリー
こんにちは。
山口県で平屋を専門に設計施工している、平家工房みともです。
私たちは、みなさまが、快適で心地よく、資金面でも無理のないコンパクトな平屋をご提案しています。
しかし、実は代表の桧垣は、元々2階建てを主力に家づくりサポートをしていた住宅営業マン。
ところが、ある後悔をきっかけに、平屋専門の会社を立ち上げることに…。
今回は、当社が「平屋専門の住宅会社」として創業に至るまでのヒストリーをご紹介します。
■後悔
会社を設立する前、ある住宅会社で働いていた代表の桧垣。
ある日、以前に家づくりを担当したお客さまから、家の売却をお願いされました。
実は、当時理想の家を造るため、無理をして住宅ローンを組み、共働きでローンを返済していらっしゃいました。
ところが、転勤による収入減やご夫婦の離婚があり、ご主人おひとりでは返済が困難に。
家を手放さざるを得なくなってしまったそうです。
いくらお客さまのご希望であったとはいえ、本当にお客様の幸せを考えていたか、営業として買ってもらえればいいという気持ちは無かったか、と無理な返済計画をご提案したことに強い後悔を感じてしまいました。
■家は“売るため”にあるのではない。
その後、山口に転勤となり、大型団地の販売に携わりました。
しかし、この団地は不便な場所にあり、価格設定も高いため、5年経ってもほとんど売れず苦戦していました。
そこで、「小さな家でもいいから賃貸と変わらない支払いなら買いたい方」におすすめしてはと考えました。
一番の問題である価格を下げるため、建物はコンパクトな総二階にし、その分外観に工夫を凝らした小さな家を提案し、数件を販売することができたのです。
コンパクトながらもかっこいい総二階の家。一見するといい家に見えます。
しかし、内部はリビングと水回りが一階、他の居室は二階という構造で、家族が分断される間取りになってしまいました。
これでは老後の生活に負担をかけてしまう。
また売るための家を造ってしまったことを悔やみました。
模索の中で、私の頭の中にふと「平屋」という文字が浮かんできました。
当時、新築といえば2階建てでしたが、
平屋にすれば階段や廊下が不要でコンパクトになり、予算が抑えられることに気づきました。
試しに広告を出すと、シングルマザーや夫婦二人、障害のある方などから反響がありました。やがて、若い夫婦からも支持を受けるようになり、平屋の魅力が広がりました。
若い夫婦は、実家の二階建てが使われなくなっている現状を知り、平屋の便利さに気付いたのです。
■長く安心して住み続けられる、ゆとりのある平屋を造ろう
大手住宅会社で建てた人の話を聞くと、5,000万円以上の住宅ローンを組み、毎月十数万円の返済をしているそうです。
これでは住宅ローンのためだけに働き続けることになり、家族との思い出づくりにお金は使えません。
平家工房みともは、「平屋」をご提案することにより、ローンのために家族や時間を犠牲にしない家づくりを目指しています。
一生で一番大きな買い物のマイホーム。
失敗や後悔を経験したことで、私たちは、そこに住む人の人生に寄り添った家づくりに向き合わなければならないことを痛感しました。
平家工房みともは、これからもお客さまが「平屋でよかった」「平家工房みともで建てて良かった!」と言っていただける家づくりに情熱を注いでいきます。
家づくりでお悩みの方、自分に合う家づくりを模索している方は、
ぜひ一度私たちにご相談ください!
投稿日:2024年6月25日