以前から新築住宅には太陽光発電を義務化するという話が、政治家や政府の間で何度か話題になっています。
2021年8月に政府が、設置義務化を検討するという方針を示しました。
遅くても2031年からは、新築住宅に太陽光発電の義務化が始まります。
まだ10年はあると思いますが、その前に自動車の電動化です。
自動車がEVに変われば、太陽光発電の設置も進んでくると思います。
ポイントはトヨタです。
トヨタがEV化に変われば、日本の車は一斉に電気自動車になります。
電気自動車になれば当然自宅で充電することになります。
電気自動車と言えば多量の電気を貯め込む蓄電池にもなります。
今、太陽光発電の売電価格が下がってきています。普通に使う電気代と変わらなくなっています。そして今後はまだまだ下がってくるでしょう。
それなら太陽光発電の電気を自宅用に使った方がいい訳です。
電気自動車があれば、昼に太陽光発電の電気を電気自動車に貯め、夜はその電気を使うという自給自足が出来ます。
そこで、V2H(クルマVehicleから家 Homeに)という装置が注目を集めることになります。
これは太陽光発電の電気を車に貯め、家庭用に変換して使うための装置です。
2~3年先に新築を考える方は、太陽光発電、電気自動車、V2Hをセットで考えておくといいかも知れません。
平家研究家 桧垣 幸夫