家の大きさは、部屋の数と各部屋の広さで決まります。
まずリビングは、16帖から20帖位が一般的です。
やはり広い方がいいと、20帖以上希望される方もいらっしゃいます。
確かにリビングは広い方がいいとは思いますが、広いと光熱費も多くかかります。
照明器具もたくさん付けなければなりません。そして冷暖房費は広いとやはりそれだけ多くかかります。
では部屋の大きさはどれくらいがいいのでしょうか?
私が間取りを提案する時は、子ども部屋は4.5帖、主寝室も6帖程度で、リビングは18帖くらいを目途に提案しています。
子ども部屋は、勉強机とベッドを置くだけなら4.5帖あれば充分の広さです。
主寝室も、ベッドを二つ置くスペースがあればいいので6帖で充分です。
後は収納をどれだけとるかで家の大きさは決まります。
一般的に、建物の大きさの約12%が収納スペースの目安です。
建坪25坪ですと3坪、約6帖分が収納の目安になります。
これらの部屋を全部合わせた3LDKの間取りだと、22坪から24坪で収まります。
今は何もかも値段が上がっています。小さな家で予算を抑えた家づくりがいいと思います。
平家研究家 桧垣 幸夫