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家づくりコラム

2020.09.20

日当たりはいらないR2.9.20

土地を探す時、南道路の日当たりがいい土地に目が行きます。

しかしそこに家を建てて暮らし始めると人の目線が気になるようになり、南側の窓はカーテンで閉め切ったままになります。またリビングの掃き出しの前にはウッドデッキが有り、リビングとウッドデッキを行き来し第2のリビングにしようと取り付けたものも、これも人の目線が気になってほとんど使っていない状態になるのです。

道路は人が通ったり車が通ったりするのですから、当然このようなことになります。

そして分譲地では、南道路の土地はその他の土地より価格は高く設定されています。

こんな状況でも価格が高く、日当たりのいい南道路の土地を探されますか?

これから冬を迎えますが、寒い冬は日当たりのいいリビングで過ごしたいものです。

しかし、一般の分譲地では、「冬は日当たりのいいリビングで過ごす」というのはあきらめた方がいいのではと思います。

自宅の前に2階建てが建っていた場合、隣から最低10m離れたところがリビングでなければ太陽の日は入ってきません。

これは相当土地が広くなければ実現しません。最低75坪位の土地が必要となるでしょう。

よく売っている分譲地は、60坪位ですから日当たりは望めないという事です。

ただし夏には日は入ってきますが、暑いのでカーテンを閉め切ったままになります。

という事で土地探しでは、日当たりは二の次にした方がいいと思います。

平家研究家 桧垣 幸夫

home building professional

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