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家づくりコラム

2023.08.29

引き戸を効果的に使って、お部屋をもっと広く使う工夫

こんにちは。
山口県で平屋を専門に設計施工している平家工房みともです。


今回は扉を選ぶ際に引き戸を選ぶことで、お部屋を広く見せる&広々使う工夫についてお伝えしていきます。

こちらは、リビングに隣接した和室の様子。


リビングとの境目になる壁を極力減らし、空間が遮られないようにしました。
通常時は扉を開け放っておくことで、視界がさえぎられずにひと続きの広い空間を楽しめます。


もちろん、お客さまが来た場合に戸を閉めることで、一般的なタイプの引き戸と変わらないプライベート空間を確保できます。

こちらのお部屋も、キッチンカウンターと隣接する部分は柱を一本のみとして、抜け感を確保しました。


一般的なドアの場合には開閉するためのスペースが必要でその部分を取らなければならず、見た目にも狭く感じてしまいがちです。
引き戸の場合は前後にスペースが不要なため、空間の有効活用が可能になります。

またお子さんがいるご家庭の場合には、小さい頃には部屋を開け放して利用し、子どもが大きくなったら締め切って利用する……などの成長に合わせて間取りを使えるのが魅力の一つです。


お子さんが幼い頃には家事をしながらでも様子を見ていられるように、部屋を見渡せる設計ができるのも引き戸のいいところだと思います。
死角ができにくいお家づくりに、適したパーツだといえますね。

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