暑いこの季節は、素足で歩くことが多くなります。
無垢のフローリングと普通のフローリングでは足裏の感覚が違います。
無垢のフローリングを歩くと足裏はさわやかで気持ちがいいです。
しかし普通のフローリングは、ベタベタ感があり肌触りが良くありません。
これは冬の時も感じます。
無垢のフローリングは冷やっとした感じは無く、素足でも大丈夫です。
これが普通のフローリングだと底冷えの感じで、素足では立っていられないくらい冷たいです。
ただ無垢のフローリングは、材料代や施工費が高くなるのが難点です。
そしてもうひとついい床材は、日本に古来からある畳です。
今畳を使う部屋はほとんど無くなっているので、畳の良さを知っている人は少なくなっています。
畳は、夏素足で歩くとベタベタ感はなくさわやかな感じです。
また冬も素足で歩いても冷たくなく、普通に歩くことができます。
畳は厚みが5.5cmあります。だからそれだけ断熱性がいいのです。そのため冷たさを感じることなく歩けるのです。
ただ畳は和室に使うくらいで、最近の家には和室が無くなっているので床材として利用されることも無くなっています。
平家研究家 桧垣 幸夫