我が家は、台所とリビングを建具で仕切った間取りにしました。
今はリビングを使わず、台所だけで過ごしています。
子ども達が出て行って、夫婦二人ですからリビングは必要がないからです。
昭和の時代の家は台所6帖と居間6帖という間取りがほとんどでした。その居間は和室でした。
それが平成に変わり、LDKというリビングとダイニングキッチンが一緒にになった間取りが主流になりました。

LDKも16帖から20帖と広い間取りが好まれています。
子ども達がいる間はいいのですが、私たちの様に子どもが出て行った後は、そんない広いLDKが必要でしょうか?
広ければそれだけ光熱費もかかります。
エアコンだって、広い部屋を暖めたり冷やしたりするため、帖数に応じた性能のいいものを付けなければなりません。
広い部屋用のエアコンは相当な金額になります。
だだっ広いリビングに、夫婦二人ポツンといると想像しただけでもこの時期は、寒々した気になります。
だからLDKでなく、少し広いダイニングキッチンでいいと思います。
広さで言えば12帖くらいあればいいのではないでしょうか。そうすれば、エアコンも半分位の価格になり電気代も安くなります。
物を取りに移動するにも、2,3歩歩けばたいてい事が足ります。
将来を考えればリビングは、そんなに広くなくてもいいと思います。
平家研究家 桧垣 幸夫