こんにちは。
山口県で平屋を専門に設計施工している平家工房みともです。
今回は梅雨時期を前に、平屋の洗濯事情についてお伝えしていきます。
■平屋では洗濯物をどこに干すの?
私たちの元にご相談に見えるお客さまからよく聞かれる質問として、「平屋では、洗濯物をどこに干しているのですか?」「雨が降って外に干せない時には、どうしたらいいですか?」というものがあります。
二階建ての住宅に比べると、平屋はたしかに洗濯物を干すスペースが少ないかもしれません。
ここでは平屋に住む方たちが、実際にされている方法をまとめていきます。
①室内用物干し竿の設置や、洗濯干しスペースをあらかじめ確保する
室内用の吊り下げ式物干し竿(ホスクリーンなど)をご存知でしょうか?現在販売されている中には、生活の邪魔になりにくい設計や、昇降式で使わない時には天井付近に収納できる物もあります。
こうした器具を利用して、必要な時にだけリビングの一角や所定の部屋をランドリールームとするケースが多く見られます。
②洗濯乾燥機をフル活用
ファミリーの場合には洗濯の手間を減らすため、引っ越しのタイミングで大容量の乾燥機つき洗濯機を購入されるパターンも多いです。また浴室を乾燥機能つきにするなど、引っ越しを便利なシステムを導入するいいきっかけにされているご様子です。
③「差し掛け」を設置する
皆さんのご自宅に「さしかけ」は設置されていますか?実はこの差し掛けは、主に山口県を中心とした一部の地域でのみ見られる設備なのだそうです。
カーポートのような、屋内と屋外のちょうど中間の要素を持つ差し掛け。
こちらを設置すると、お子さんがスポーツなどをされていて洗濯物が多くても、天気を気にせずに洗い物を干すことが可能です。
小さなお子さんがいる場合には、雨の日のちょっとした遊び場としても使えそうですね。
平家工房みともでは、平屋のデザインに合わせて差し掛けも一緒にお作りすることができます。洗濯物事情も、一緒に解決させてください。