こんにちは。
山口県で平屋を専門に設計施工している、平家工房みともです。
平屋の間取りにおいて、廊下をなくして居住スペースをより広くとる間取りが人気です。
しかし、平屋はリビングを中心に各部屋が配置されることが多いため、生活音や家族の動きが気になるという方もいるかもしれません。
そんな時に考えたいのが「廊下」の有無です。
今回は、廊下を作る場合と作らない場合のメリット・デメリットをまとめてみました。
■廊下のある間取り
○メリット
・生活音やニオイが各部屋に届きにくい
・プライバシーを確保しやすい
・リビングを経由せず部屋に行ける間取りも可能（来客時に安心）
○デメリット
・建築コストがアップする
・窓を設置できない場合が多いので暗くなりがち
・収納や居住スペースの面積が狭くなる
廊下のある間取りは、交代制勤務など生活スタイルが異なる家族や、プライベートを確保しつつ程よい距離感で過ごしたい家庭におすすめです。
広い廊下は必要ありません。一坪あるだけでも違うので、生活音が気になる方は検討してみましょう。
リビングの広さにこだわりがあるなど、廊下を作るのが難しいという方は、各部屋の壁に断熱材を入れて音漏れを軽減する方法もあるので、ご相談ください。
■廊下のない間取り
○メリット
・建築コストが抑えられる
・LDKや収納スペースを広くできる
・家族の様子が分かりやすい
○デメリット
・生活音が漏れやすい
・プライバシーが守りにくい
・リビングに扉が多くなり、デザイン性が下がる
・コンセントの位置を工夫する必要がある
廊下を作らない場合、そのスペースをLDKや収納として有効活用でき、より開放的な間取りにできます。
また、家族の様子を感じやすくなるのも魅力の一つです。
どちらを選ぶかは、生活スタイルや家族構成、予算に合わせて検討してみてください。
ご希望をお聞かせいただければ、お客さまに合う間取りをご提案いたしますので、お気軽にご相談ください♪
