平屋と聞くと、昔ながらの日本の家と想像する方が多いかもしれませんが、最近の平屋はおしゃれで個性的なものが多く、若者や子育てファミリーからの人気も高まっています。
それでは、具体的に平屋にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
今回の記事では、おしゃれにするためのポイントも併せて解説していきます。
□平屋とはどのような家のことなの?
この記事をご覧の方の中には、具体的に平屋とはどのような家なのか分からない方もいらっしゃるでしょう。
平屋とは1階建ての家のことで、全ての空間がワンフロアに収まっており、上下の移動が必要ありません。
2階建ての家と比較すると柔軟な形の家にしやすく、ロの字型やコの字型の家にして庭を設けることも可能です。
□平屋にはどのようなメリットがあるの?
平屋には多くのメリットがありますが、ここではその内の3つを紹介します。
1つ目は、生活のすべてがワンフロアに収まることです。
2階や3階がない平屋は生活空間がワンフロアで完結するため、上下階の移動が不要でバリアフリーに造れます。
階段での事故は多く、一歩足を踏み外すだけで大事故になりかねません。
そのため、階段がない平屋は、小さなお子様からお年寄りまでの全ての年代の方々が安心して暮らせる家であると言えます。
さらに、家族全員が同じフロアにいることによって存在を感じやすく、気軽に家族の様子を見に行けます。
家事の面でも上下階の動線が必要ないため、洗濯や掃除などで階段の上り下りがなく、負担が大幅に減少するでしょう。
2つ目は、内部空間を豊かに、外部空間を身近に感じられることです。
平屋の場合は、建物の高さ制限に引っかかることなく、上部を開放的に広げられるため、快適な空間がつくりやすいです。
例えば、天井を思う存分高くして、開放的な大空間をつくれます。
また、全ての部屋に大きな窓を設ければ外部とアクセスしやすくなり、自然を感じやすい家ができあがります。
ウッドデッキをつくれば、第二のリビングとして利用できるので、さらに内部空間と外部空間が身近に感じられるでしょう。
3つ目は、家族の現在と未来に柔軟に対応できることです。
お子様が小さいうちは、上下階で分かれていないので、常にそばに居られるメリットがあります。
お子様が成長して独立することになった場合でも、同じフロアに部屋があるとそれぞれの部屋にアクセスしやすいので、使い道に困ることはありません。
また、ご自身が年を重ねて体力に自信がなくなった場合も、平屋であれば階段の上り下りがないので、快適な暮らしにつながるでしょう。
□おしゃれな平屋にするためのポイントとは?
ここまでで平屋の魅力についてご理解いただけたと思います。
ここからは、実際に平屋を建てる際におしゃれにするためのポイントを外観と内観に分けて紹介します。
*外観のポイント
まずは、目立ちやすい窓は配置にこだわることです。
本来は2階、3階の部分にもある窓が、平屋の場合は1階部分に集中しているため、目立ちやすくなってしまいます。
窓が目立ちすぎると、あまりおしゃれに感じない場合もあるので、上手に配置することがポイントです。
また、おしゃれに見せるために、サッシの障子の色・カーテン・ブラインドなどの内装アイテムにこだわることをおすすめします。
次に、ウッドデッキやテラスを採用して開放感と使い勝手を両立させることです。
ウッドデッキやテラスを採用するだけで、家の印象が大きく変わり、一気におしゃれな外観になります。
また、建物に接している庭や中庭に広いスペースがあると、開口部から外とのつながりや開放感を感じやすくなり、過ごしやすい空間ができあがります。
ただし、ウッドデッキやテラスはメンテナンスを定期的に行う必要があるため、お手入れが面倒臭いと感じる方は、お手入れが大変にならない素材を取り入れることをおすすめします。
*内観のポイント
間仕切りを少なくすることです。
平屋はワンフロアに生活に必要な全ての空間が集まっているため、壁で空間を区切ってしまうと窮屈に感じてしまう可能性があります。
そのため、リビングを中心に間仕切りを少なくして、開放的な空間にすることがおすすめです。
間仕切りがないことで部屋の繋がりができ、一般的な家では見られないおしゃれな空間にできるかもしれません。
※木造在来工法ですのである程度の間仕切り壁や柱は必要になります
□まとめ
平屋は、ワンフロアで生活できるので動線の確保がしやすく、日常生活や家事を快適に行えるメリットがあります。
また、階段の上り下りがないので、お子様やご高齢の方が転落する心配もありません。
もし平屋に興味がある方は、ぜひ本記事を参考にしていただけると幸いです。
また、平屋について聞きたいことがある方は、当社までお問い合わせください。