こんにちは。
山口県で平屋を専門に設計施工している平家工房みともです。
今回は私たち平家工房で人気のある間取り、「中二階」をご紹介します。
この中二階は、見学会で実際にご覧になったほとんどのお客さまが、ご自宅の設計時に取り入れる人気の間取りです。
■ところで、中二階ってどんなもの?
私たちが設計している中二階は、階段のついたロフトのような見た目をしています。
使い方はロフトの逆で、中二階を部屋として使い、下部分のスペースは収納として使われることが多くなっています。
ロフトと比べるとハシゴを使わず階段も7〜8段で危険性が低いため、お子さんがいらっしゃるご家庭やペットを飼っている方にも人気です。
中二階があると平屋でも限られたスペースを広く使えますし、リビングから見えない作りにもでき、お客さまが多いお宅でも住む方の個性をちょうどよく出せる特徴があります。
ご主人の趣味部屋(ガンダムコレクション)や、ハンドメイド作家である奥さまのソーイングルームにされているご家庭も。
「ミシンを出したまま、食事の支度をするために中断してもそのままにしておき、途中からまた再開できて便利なワークスペースです」と、お話されていました。
■中二階は、経済的にもお得がいっぱい!
また、中二階は経済的にも優れた一面をもっています。
二階建て住宅を作ると床面積が増えるために固定資産税が積み増されますが、天井までの高さが1.4m以内で床面積全体の1/2以内の広さであれば、その部分は固定資産税の対象に計上されないルールがあります。
この条件で作った場合には高さの制限は出てくるものの、お子さまのプレイルームにされるなど、この高さならではの使い方を工夫されているお客さまが多い印象です。