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家づくりコラム

2023.02.05

売地がない

売地が無い中、土地探しが大変です。

数区画ある分譲地は、大手住宅メーカーが押さえ、その分譲地を買おうとすれば大手住宅メーカーで家を建てなければならない条件が付いています。

そこで古い住宅地などに古い家が建ってる状態で、建物解体渡しの売地あったりします。

これは買い手が付くと、売主の方で建物を解体して更地にする物件です。

割りと手ごろな価格で売り出されています。

ただ周りは古い家ばかりで、住んでいる人も年配者が多い住宅地が多いです。

古い住宅地はひな壇になったところが多く、駐車スペースも1台の所がほとんどで、新たに駐車スペースを広げたりするのに工事が必要となったりします。

工事内容にもよりますが、100万から200万円はかかると考えなければなりません。

そして今は水道管の径は20mmが標準ですが、昔は13mmの家がほとんどです。

13mmと20mmでは2倍の水量の違いがあり、13mmでは同時に2ヶ所までは使っても問題ないのですが、同時に3か所使うと少し水量が落ちます。

それを避けるためには、道路の本管から宅内に20mm管を引き込まなければなりません。

この費用も20万から30万円かかります。

また古い家もそのままで中古住宅として売り出されている物件もあります。

この様に売地が無ければ中古住宅も土地選びの中に入れて探す方法もありますので、あきらめずに探してください。

平家研究家 桧垣 幸夫

home building professional

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