木造住宅の壁には、約10cmの空間があります。
壁は、柱と柱に石膏ボードを貼り付け、クロスで仕上げて壁になります。
すると柱と柱の間には約10cmの空間ができるのです。細かく言えば、柱と柱の間には間柱が有るので、メーターモジュールでは約50センチ間隔に10cmの空間ができます。
その空間にニッチと言って壁に凹みを付け、物を飾ったり物の置き場にしたり、インターホンや給湯器のリモコンなどをそこに収め出っ張りを無くすために作ったりするケースが多いです。
またトイレに、トイレットペーパーなどを収める壁厚収納を付けたりします。
ただし、外回りに面した壁には付けられません。それは外回りの壁には断熱材が入っているからです。
我が家も、壁を利用して本棚にしています。私が日曜(水曜)大工で作りました。
各部屋の壁は、家具を置いたりしますので、本来の壁の役割があります。
だから壁を棚などに利用するところは廊下などがいいです。
わずかな空間でも利用できるところは有効活用するべきです。
平家研究家 桧垣 幸夫