こんにちは。
山口県で平屋を専門に設計施工している、平家工房みともです。
マンションと比べた際に一軒家がもつメリットの一つは、先々でメンテナンスが必要となってくる箇所と費用の予測が立てられることではないでしょうか。
今回は新居にご入居いただいた後に、経年によってプロのお手入れが必要になってくる代表的な箇所と費用感をお伝えしていきます。
■経年によってメンテナンスが必要になってくる箇所
基礎部分
・表面のヒビ 基礎はコンクリート打設後に「左官工事」をして、薄い(5mm程度)のモルタルを表面に塗っています。その表面は常に外気にさらされているため、表の部分が劣化してくるのは自然な現象です。細かいヒビ割れは、内部の構造や強度に影響はありません。
室内壁
・クロス 壁に貼られたクロスは、何枚ものシートを繋げて施工しています。それぞれの接合部分は湿度や温度、空調などの影響で伸縮が生じて、隙間やよじれが発生することも。発生時期は、住環境によって異なります。
平家工房みともでは、1年点検の際には無料で修繕可能です。
外壁
・サイディング 雨風や紫外線の影響で、つなぎ目の「コーキング」が劣化してきます。上から処置を行うか、コーキングをし直すかは現場での診断が必要です。
ひびがあってもすぐ水が入ってしまうことはないので、ご安心ください。メンテ目安は、竣工後〜10年後くらい。費用は1500円/㎡〜。
屋根
・瓦、その他 当社では防災瓦を標準施工としており、耐風性・耐震性に優れた瓦を使用しています。それでも台風後などに見た目の異常や雨漏りがあれば、すぐにお知らせください。
自然災害によるものは、火災保険などで修復できるケースが多いです。
またこの防災瓦は粘土に釉薬をかけて焼成されています。この釉薬によってお茶碗や湯飲みと同じように表面がツルツルのガラス質で覆われるため、色褪せや色落ちがなく、汚れも付きにくいため、長い間美しさを保つことができますのでメンテナンス費用はほぼ不要です。
平家工房みともでは、ご自宅の状況を拝見した段階で費用が発生することはありません。
ダメージや気になる箇所がありましたら、状況が悪化してしまう前にまずはご相談ください。