最近は、台所がずいぶん変わってきました。
昔は、キッチンと言えば壁に向かって取り付けてあるのが普通でした。そして天板はステンレスというのが一般的でした。
それがキッチンをリビング側に向ける対面キッチンに変わり、今はキッチンを台所の中央に置いたアイランドキッチンを取り入れる方が多くなっています。
アイランドキッチンは見せるキッチンなので、天板もおしゃれな人工大理石になっています。
この人工大理石は、アクリルとポリエチレンの2種類の素材が有ります。
価格的にはポリエステルの方が安いのですが、素材的にはアクリルの方が優れています。
見た目にはほとんど変わりません。
人口大理石は、傷がつきやすく熱にも弱いです。また物を落とすと割れたりします。
その点ステンレスは、熱にも傷にも割れにも強いので優れた天板です。
価格的にも人大よりリーズナブルです。
このすぐれたステンレスの天板を生かし、かつオープンなキッチンにする方法を紹介します。
写真のように一部腰壁を付ければ油や水はねを防ぎ、キッチンの目隠しにもなります。
人工大理石はいずれ経年劣化で色が変わる可能性があります。だからステンレスのキッチンがいいのです。
平家研究家 桧垣 幸夫