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家づくりコラム

2022.04.10

モジュール

多くの住宅会社は、キッチンなどの水周り標準仕様を、キッチンの巾を2550mm、洗面台の巾を750mm、ユニットバスは1616のサイズにしています。

それはなぜかと言うと、多くの住宅会社が間取りの寸法を、尺モジュール(910mm)にしているからです。

水周り設備は、150mm単位でつくられています。

キッチンは、間口2間(3640mm)に巾2550mmのキッチン収まるようになり、洗面も1820mmの中に巾750mmの洗面台と洗濯機が置け、浴室は1坪スペース中に、1616サイズのユニットバスがぴったり収まるようにできています。

だからその寸法の住宅設備品を標準仕様にしているのです。

そして標準仕様としてたくさん採用するので、メーカーと価格交渉をして仕入れているのです。

平家工房みともでは、間取りの寸法をメーターモジュールにしています。

なぜメーターモジュールにしているのかと言えば、尺モジュールでは廊下など910mmでは狭くなるからです。

しかし尺モジュールに対応した住宅設備品は、メーターモジュールでは利用できないのではと考えますが、尺モジュール以上に活用しています。

まずキッチンは、尺モジュールで2間の3640mmに対して3500mmで対応し2550mmのキッチンが丁度よく収まるのです。

横幅を狭くした分縦を長くしリビングを広くでき、住みやすい間取りになっています。

少し長くなるので、続きは次回で紹介します。

平家研究家 桧垣 幸夫

home building professional

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