住宅ローンの組み方に、ボーナス併用払いというものが有ります。
車のローンにもボーナス払いがあります。
車のローンは、ボーナス払いの金額を払えばいいのですが、住宅ローンの場合のボーナス払いは、毎月の支払いとボーナス払いの支払額を足した金額を支払わなければならないことです。
例えば、毎月の支払いが5万円で、ボーナス払いが10万円だとすれば、ボーナス時には15万円支払わなければなりません。
私はこのボーナス払いをすすめません。
住宅ローンは長期の返済になります。
昔はほとんどの方が、ボーナス払いを利用して住宅ローンを組んでいました。
しかしバブルが弾け景気が悪くなると、会社が真っ先に手を付けたのが、ボーナス支給をカットするか減額してきたのです。
すると毎月は払えるのですが、ボーナス払いが払えなくなる人が増えました。
自宅を担保に住宅ローンは組んでいるので、ローンの支払いが無ければ銀行は差し押さえの登記をし、競売にかけ回収します。
私もこう人達を何人か見てきました。
ボーナス払いの出来る人は公務員位で、今はボーナスが出ているからと言ってボーナス払いを組んではいけません。
月々の支払いに無理のないような住宅ローンを組んでください。
平家研究家 桧垣 幸夫