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家づくりコラム

2023.08.24

シロアリ対策・保証について

こんにちは。
山口県で平屋を専門に設計施工している平家工房みともです。


皆さんはシロアリを見たこと、または自宅がシロアリ被害に遭ってしまったことはありますか?
近年ではマンション住まいの方も多いため、「今だにシロアリ被害なんてあるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。


実際のところ、戸建て住宅にとってシロアリは今でも大敵です。けれども最近ではシロアリを防ぐための技術も進化し、被害が最小限に抑えられるようになってきました。


今回は私たち平家工房みともの、シロアリ対策についてお伝えしていきます。


■シロアリってどういう生き物?住宅への被害は?

シロアリには「アリ」という名前がついていますが、実はゴキブリの仲間です。
外見やエサも一般的なアリとは異なり、くびれを持つアリと比べてシロアリはずんどう体型をしています。ちなみに、シロアリのすべてが白っぽい見た目をしている訳ではなく、黒っぽい外見をしたシロアリも存在します。


アリは雑食で人間の食べ残しや蜜などの甘いもの、動物性たんぱく質などを好みますが、シロアリは木材を好んで食べます。木の成分である、セルロースを主な栄養源としているためです。


4月〜7月はシロアリの繁殖・移動シーズンであるため、住居内への侵入に特に注意が必要です。家に被害を及ぼすシロアリにはいくつか種類がありますが、種によっては食欲が旺盛で被害が家全体におよび、住宅を倒壊させてしまう程の危険を及ぼすものもいます。


シロアリの種類
日本に存在している、家屋に影響を及ぼすシロアリは5種類存在すると言われています。
一般的な家庭で見かけるのは、ヤマトシロアリとイエシロアリの2種類です。その中でも特にヤマトシロアリが8〜9割を占めます。

ヤマトシロアリ
羽アリは4〜5月頃の日中、特に雨が降った後に見られる。体長は4.5~7.5mm。淡い黒色をしている。食欲はそこまで旺盛でなく、家屋への被害は湿度の高い軒下や浴室付近など限定的になりやすい。


イエシロアリ
羽アリは6〜7月頃の、夕方から夜にかけて見られる。体長は7.5mm〜9.5mm。白っぽい褐色をしている。繁殖力が強く食欲が旺盛で、被害が建物全体に及んで家屋が倒れることもあるため特に注意が必要。


■平家工房みともの、シロアリ対策について

私たちが建てた家では入居されてから10年のタイミングで、保証の延長を希望される方に無料の床下点検を行っています。熟練の担当者が家の周りをチェックし、さらに床下に潜って目視でシロアリがいないかを確認します。


当社で施工した住宅では『Jotoキソパッキング工法』と呼ばれる、シロアリが生息しづらい環境を作る工法を採用しています。床下に湿度を溜めずに自然換気で風が通り抜けるため、湿度を好むシロアリが繁殖しにくい状態を保つものです。
お引渡しから10年以内に被害が発生した場合は、1000万円の保証があります。更に20年目・30年目も延長して頂く事が可能です。


これらのケアによって、長持ちで気持ちよく住める住宅環境を作り出しています。


湿度だけでなく、庭木として植える柑橘類やイチジク、ザクロの木もイエシロアリが好みやすいとされています。これらの樹木はある程度自宅から離して植えることをおすすめしていますので、お庭にこうした樹木を植えられたい場合には相談をしながら植樹を進めていきましょう。

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