こんにちは。
山口県で平屋を専門に設計施工している、平家工房みともです。
家づくりの失敗でよく聞かれる声の一つに、「コンセント」の位置や場所があります。
・家具を置いたら隠れて使えなくなってしまった…
・ここにコンセントがあったら便利なのに…
・全く活用できていないコンセントがある
そんなことを思ったことはありませんか?
今回は、新築時に考えておきたいコンセント計画についてご紹介します。
■家具や電化製品の配置と数を把握する
間取りを考える際、その空間でどのように過ごしたいか、どんな家具や家電を置きたいかを具体的にイメージしてみましょう。
<例>
○料理が好きでキッチン家電が多い
いつでもキッチン家電を使えるように、カップボード近くにコンセントを充実させるのがおすすめです。
ホットプレートをよく活用する方は、ダイニングテーブル付近にコンセントがあると便利です。
○テレビは壁掛けタイプにしたい
壁掛けテレビを設置したい方は、コンセントの設置場所を少し高めに設けましょう。
電源コードが邪魔にならず、テレビ周りをスッキリ見せることができます。
レコーダーやゲーム機など、周辺に電化製品が多い場合は、コンセントの数を増やしておくと安心です。
○収納棚を置きたい
今お使いの収納棚を置く場合は、サイズを測り、間取りを決める際に設置場所について相談をしておきましょう。
新しく購入する場合は、入居後に選ぶのではなく、あらかじめ家具を決めてサイズを確認しておくと、実際に棚を置いた時にコンセントが隠れてしまうといった失敗を防ぐことができます。
○ベッドサイドにスマホ充電用のコンセントを設置したい
最近ご要望が多いのが、ベッドサイドのコンセントです。
寝る前にスマホを充電するという方は、床近くにコンセントがあると充電ケーブルの抜き差しが不便です。
ベッド横の手が届きやすい高さに設置すると、使い勝手が格段に良くなります。
■玄関まわりや廊下にあると重宝!
採光を確保しにくい廊下や玄関まわりには、フットライト用のコンセントがあると便利です。
人感センサー付きのフットライトを取り付けておけば、夜間も安心!
小さなお子さまや高齢の方の転倒防止にも役立ちます。
■「外部コンセント」はこれからの必須アイテム!
電気自動車の普及に伴い、「EV用コンセント」の設置が増えています。
現在は「1つ」だけ設置するケースが多いですが、一人一台車を所有することが一般的な山口県では、将来を見据えて新築時に「2つ」設置することをおすすめします。
EV用とは別に外部コンセントがあれば、BBQやお家アウトドアなど様々な場面で活用できます。
■年齢に応じたコンセントの高さに
通常、コンセントは床から20~30cmの高さに設置しますが、年齢を重ねると低い位置での電源コードの抜き差しが難しくなってきます。
50代以降で家づくりをお考えの方は、通常の高さより10~15cm高めに設置しておくことで、かがまずに楽に使えるようになり、快適さが向上します。
コンセントの最適な位置や量は、ライフスタイルによって異なります。
平家工房みともでは、コーディネーターがご要望やライフスタイルに合わせてご提案いたしますので気軽にご相談ください!