こんにちは。
山口県で平屋を専門に設計施工している、平家工房みともです。

60代から家づくりを行う際、
「年齢を重ねていても住宅ローンが組めるのか」
「返済は大丈夫?」
といった不安がありますよね。
まず、住宅ローンの借入は、一般的に70歳まで(完済時の年齢が80歳まで可能)です。
ただ借りたとしても「月々の返済がいくらか?」、「ちゃんと返済ができるのか」気になるところ。
そこで今回は、60代からの住宅ローンの選び方や、借入の際に注意したいポイントをご紹介します。

■健康状態も審査の対象
60代以上になると、若い世代と比べて病気のリスクが高くなるため、
持病があると、住宅ローンが借りられないこともあります。
また、過去に大きな手術歴がある場合も、経過年数によっては審査が不利になります。
健康状態も審査の対象となるため、60代以上で住宅ローンを検討している方は、健康であることが第一です!
■収支のバランスを考慮して資金計画を立てる
借入開始期間によっては、短い期間での返済が求められるため、月々の返済額は高くなります。
収入が減少する定年後の返済は、家計を圧迫する可能性もあるため、
家計の収支のバランスを見極め、無理なく返済できる計画を立てることが大事です。

■60歳以上で利用できる「リ・バース60」を検討
60歳以上の人が利用できる住宅ローンとして「リバースモーゲージ」という商品があります。
これは、自宅を担保に毎月利息のみを支払い、亡くなった後に元金を相続人が返済するか、家を売却して返済するという住宅ローンです。
リフォームや建替え、土地からの新築にも使え、平家工房みとものお客さまの中にも、「リバースモーゲージ」を利用して建て替えをされた方もいらっしゃいます。
月々の支払が利息のみのため、返済負担が少ないのが特徴です。
<例>借入額1,000万円・金利3%の場合、月々の返済額は25,000円
ただし、契約者が亡くなれば「相続人が元金を返済しなければいけない」という点は注意が必要です。
相続人が一括返済して自宅を残すか、自宅を売却して返済するかを選べますが、
一括返済するのはなかなか難しいもの。
自宅の売却代金で返却する場合も、借りた金額より高く売れればよいですが、
安かった場合は差額を相続人が支払わなければいけません。
残った債務を返済しなくてもよい「ノンリコース型」という借り方もできますが、金利は高く設定されます。

60代からの家づくりでは、金銭面の不安も大きいと思いますが、
「人生100年時代」と言われる現代、これからの暮らしを安心・安全に、心地よく過ごすためにも、家づくりに妥協せず理想の住まいを実現しましょう!
平家工房みともでは、資金計画のご相談や住宅ローンのサポートも行っています。
金融機関へ同行し、住宅ローン選びのお手伝い可能ですので、まずはお気軽にお問合せください!
できれば住宅ローンを利用したくないという方には、シンプルなワンプライス設定の規格住宅「ひらり」もご提案できますよ♪