こんにちは。
山口県で平屋を専門に設計施工している、平家工房みともです。

「平屋を建てる場合、広い敷地が必要」という話をよく耳にします。
確かに、2階建てと同じ延床面積を確保しようとすると、広い土地が必要になります。
しかし、家族3~4人が暮らす平屋なら、2階建てと同じ広さの土地でも、十分にゆとりのある住まいを建てることができます。
平家工房みとものお客さまで一番多い3LDK・延床面積24~25坪の平屋の場合、土地の広さの目安は約60坪。
これは、平均的な分譲地と同じ広さであり、平屋だから特別に広い土地が必要というわけではないのです。

むしろ土地を選ぶ際に注意したいのは、広さよりも「道路のつき方」(どの方角に道路が接しているか)です。
例えば、北側に道路がある土地の場合、建物の正面側に駐車場などのスペースが必要になり、建物を南側に寄せて設計します。
そのため、日当たりの良い南側にお庭スペースを確保しにくくなります。
BBQをしたい、夏はプール遊びをしたいなど、広いお庭でアウトドアな暮らしを楽しみたいという方は、南や東西面道路の土地がおすすめです。
もし、北面道路の土地を選ぶ場合は、お庭スペースが確保できる広めの土地を選びましょう。
他にも、隣家とのプライバシーを確保したい方は、周囲の住宅と一定の距離が確保できるかもチェックしておくと安心です。
大切なのは、希望する建物の大きさに合わせた土地を選ぶこと。
理想の暮らし方に合わせて、60坪以上の広い土地がいいのか、もっとコンパクトな土地が良いのかを考えてみてください。
平家工房みともでは、平屋専門ならではの視点でお客さまに最適な土地探し、家づくりのプランをご提案しています。
いつでもお気軽にご相談ください。