こんにちは。
山口県で平屋を専門に設計施工している平家工房みともです。
今回は平屋づくりの際に知っておくと便利な、「家事がラクになる動線」についてお伝えしていきます。
■こんな設計だと家事がラクになる!ポイント
住宅を建てる際にはデザインの良さだけではなく、日常の家事をしやすい間取りになっているか確認をすることがおすすめです。
平家工房みともでは家事のしやすさを追求し、過去にこのような設計をしてきました。
① 脱衣所(洗濯機)のすぐ横に、ウォークインクローゼットを設置
洗濯&乾燥が終わった後に、すぐ家族の洋服やタオルなどを収納できる動線に。
脱衣所の付近は湿気がたまりやすいので、この位置にクローゼットをつくる場合は換気扇をつけましょう。
② 玄関を抜けたら、土間収納→パントリーや冷蔵庫に抜けるデザイン
食材を購入して帰宅したら土間収納にバッグなどを置いて、リビングを経由せずそのままパントリーや冷蔵庫の前に出られる動線です。
リビングがあるとつい荷物をその場で置いてしまうため、収納場所に直接向かえる動線が確保されていると家事がスムーズに進みます。
③食器をしまうスペースを、キッチンの近くに確保
見せる収納が流行っているため、Instagramなどでキッチンと離れた場所にお皿やマグカップを飾る収納方法をよく目にします。普段使いをしない食器であれば問題ないと思いますが、いつも使う食器を毎回遠くからキッチンに運ぶのは手間がかかるもの。
調理そのものが億劫にならないように、食器やお鍋などはキッチン付近にまとめて収納・取り出しやすい状態にしておくのがベストです。
こうした設計を取り入れる際に大切なのは、人によって家事動線が異なることを知っておくこと。「自分にとって、家事がラクになるのはどんな動線かな?」と、考えてみるのが重要です。
平家工房ではお客さまの習慣を伺いながら、生活が送りやすくなる動線設計をご提案いたします。
「こんな部分が解消できたらいいのに!」などお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。