昔は、住宅ローンを組む時2割の頭金が必要でした。
それは最低でも、建築会社の利益が2割以上建物に乗っているので、8割くらいしか担保価値が無いと銀行は考えていたからです。
昔は物にお金を貸していたのです。
今は人にお金を貸します。
だから個人情報が重要になります。この個人情報で貸し付け条件が変わり借入金利が変わります。
もちろん自己資金が多い人も有利になります。
その人というよりその人の勤務先で金利が変わります。上場企業に勤めていたり、公務員の人には有利な条件で貸してくれるのです。
今は頭金0円でも全額借入できます。
土地や建物の他、登記料などの諸費用も含めて貸してくれます。
銀行によっては他で借りたローン、例えば車のローンも含めて500万円まで余分に住宅ローンとして貸し出す銀行もあります。
この様に銀行は、住宅ローンの貸し出しに力を入れています。
そして住宅ローンには”固定金利”と”変動金利”の二種類の借り方が有ります。
3年、5年、10年、35年とその期間は金利が変わらない固定金利と、半年ごとに変わる変動金利に分かれます。
固定金利より変動金利の方が金利が安いので多く利用されています。
変動金利といってもここ数十年金利が変わっていないので、今は主流になっています。
少し自己資金が有るのであれば、いざという時のため貯蓄に回す方がいいと思います。
平家研究家 桧垣 幸夫