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家づくりコラム

2021.06.20

雨戸はいらない

最近は、雨戸のある家が少なくなっています。

以前は雨戸と言えば戸袋のある雨戸でしたが、今はシャッター式の雨戸になっていて目立たない事も有るのかもしれません。

雨戸を閉める時っていつでしょう。年に1、2度やってくる台風の時ぐらいだと思います。

今のサッシは丈夫に出来ているので、少々の風ではビクともしません。

ただ、物が飛んでくるとガラスが割れたりするので、雨戸が有ると安心です。

普通の窓で雨戸を付けると、4万円位高くなります。

大体7~8か所位窓が有ると、30万円位高くなります。

今までは窓と言えば引違の窓でしたが、最近は小さな窓や細長い窓が多く使われ、滑り出しの窓になっています。

滑り出しの窓は引違窓より気密性が高くなり、断熱性が上がります。

ただこの滑り出しの窓には、雨戸は付けられません。

もし台風で物が飛んできた場合、ガラスも割れますが雨戸もへこんだりして取り換えが必要となります。

台風などの災害は、火災保険を使って修理できます。

雨戸のない家の方は、養生テープをガラスに貼って割れても危険の無いようにしておけばいいと思います。

周りに家のたっている住宅地で家を建てられる方は、田舎の一軒家の様に周りに遮るものが無い所と違って、物が飛んでくることは少ないと思います。

だから雨戸はいらないと思います。

平家研究家 桧垣 幸夫

home building professional

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