こんにちは。
山口県で平屋を専門に設計施工している平家工房みともです。
最近は少しずつ日照時間も長くなり、春の雰囲気を感じられる日が増えてきましたね。
そこで今回の記事では、暖かい時期にさらに日々の充実度がアップする「デッキ」をご紹介していきます。
<平家工房みとものデッキデザイン例>
■ウッドデッキ
ウリンという木材を使用したウッドデッキです。
とても丈夫な素材で”鉄のように強い”と評価されることもあり、「アイアンウッド」という別名もあるほど。産地の一つであるボルネオ島では「生涯腐らない木」と呼ばれています。
非常に硬く腐食に強く、耐久性も高いため多くの公共施設で使用されています。
国内ではディズニーシーのウッドデッキや、空港、マリーナ、港等で採用されています。
ただし、ウリンは紫外線による変色が発生します。デッキの制作直後は赤茶色をしていますが、経年変化によって徐々にシルバー色に変わってきます。また、設置当初(数ヶ月)は雨水の影響で、木に含まれる樹液のタンニンが染み出すことがあります。
これらの変色や樹液の染み出しは、ウリンの自然な特性で材質の良さを示すものです。
■タイルデッキ
このところ人気が出ているタイルデッキは、見た目がシンプルで簡単に綺麗な状態を保つことができるのが特徴です。汚れがつきにくく、もし土汚れ等が気になった場合にもホースやバケツで水をかけて流すだけでお掃除が完了します。
タイルの色を組み合わせることで、オリジナルの空間も簡単に作れます。
こちらのタイルデッキは、玄関とデザインを合わせ高級感と美しさを演出しています。
濃い外壁と優しい色味のタイルによって、シャープな印象の建物に柔らかさが加わりました。
■カバードポーチ
カバードポーチとは、屋根のついた玄関ポーチやデッキのことです。
外観のイメージは、カリフォルニアのサーファーズハウスのような印象。
こちらのご自宅では樹脂デッキを採用し、外壁に近い色味で仕上げました。フェンスは破風板とリンクする白で施工して統一感を出しています。