先日、小学生の孫二人から通知表がLINEで送られてきました。昔のように、1~5と数字で表してくれると分かり分かりやすいのですが、“よくできました”や”もう少し”ではよく分かりませんね。
でもこの通知表、一学期のだそうです。今年は変わりぱなしで、こんがらがってます。
さて、バリアフリーという言葉がはやり始めたころから室内建具が、ドアから引き戸が多用されるようになりました。
確かに引き戸はドアと比べると、開け閉めに場所は取らないし、人も開け閉めにほとんど動かなくて済みます。非常にいい建具のように見えます。
しかし実際に採用してみると解るのですが、電気配線で困ることが多いのです。
引き戸の壁は、建具を収納するのに壁が薄くなります。するとコンセントやスイッチを取り付ける壁にできないのです。そのためスイッチやコンセントを付ける場所が離れた所になり不便になる事もあります。
また、閉め切ることがドアほどでない為、防音性や気密性はドアより劣ります。
昔のドアのドアストッパーは、金具で止めるようになっていて、いちいち手でドアにかけなくては止められませんでした。
しかし、今は磁石式で自動的に止まるようになっていて便利になっています。
ただ、ドアの開く場所には物が置けないので部屋を目一杯使うことができないという欠点もあります。
どちらも長所や短所が有りますので、用途に合わせて使えばいいです。
例えば、各個室はドアにし、洗面所などの家事で使うことが多い所は引き戸にするなど、使い分けるのがいいでしょう。
平家研究家 桧垣幸夫