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家づくりコラム

2024.05.14

平屋への引っ越し時に考えたい、「捨て活」について

こんにちは。
山口県で平屋を専門に設計施工している、平家工房みともです。


今回の記事では、先々を考えて荷物を減らして引っ越しをしたいと考えられる方のために、「捨て活」についてお伝えしたいと思います。

1LDK  49㎡ 14.82坪


■「捨て活」とは、ただ物を減らすこと?


たくさん収納があったご自宅から平屋にお引っ越しされる場合、物理的に持ち物をしまえる量まで減らす必要があります。


お客さまと収納デザインを作りながらお伝えしているのは、“モノを減らす”ことだけに囚われすぎないで欲しいということです。


捨て活という言葉の本来の意味は、「ただ捨てること」や「単に少ないもので暮らすこと」ではなかったそうです。
自分が心地いい物を心地いい分量だけ持つ。今の自分に必要な物だけ残す、自分に優しい作業のことでした。


平家工房みともでは、そうした自分に優しいシンプルライフをサポートしていけたらと考えています。

吟味して手元に残したものを、仕舞いやすくそれでいて使いやすい場所に置けるよう、要所に収納スペースを配置。


廊下の物入れ下部は、掃除道具。上部はトイレットペーパーなどのストック品を。
バスタオルなどをしまう洗面脱衣所の稼働棚は、入浴後にお風呂から出てきてちょうど手を伸ばした位置に設置しています。


思い入れのある家具を新居に持ち込んだ場合には、お部屋に設置できる余裕をもった広さに。
キッチンや玄関付近などに置かれたい場合には、シンデレラフィットを目指して設計に組み込んでいきます。


■年齢を重ねても、住みやすい家に


年齢を重ねてくると物を増やすよりも、今あるものを大切にしながら少しずつ物を減らしていくようになるかと思います。そうしたタイミングでも、みともの設計は収納内が見渡しやすいことが特徴です。
少しずつ時間をかけての断捨離も、しやすいような構造を心がけています。


さらにお友達が遊びに来ても、片付け中のプライベートな部分は程よく見えない間取りに。パブリックスペースと、個人的な隠せるスペースを分けるのも暮らしやすさには大切なことです。


home building professional

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