こんにちは。
山口県で平屋を専門に設計施工している平家工房みともです。
今回は「平屋は暑さに弱いのか?」という、実際にお客さまからいただいた質問についてお答えしていきます。
■確かに、ひと昔前は平屋=暑いイメージでした。
実際にひと昔前の平屋はシンプルな建材で建てられている物が多く、断熱材なども今ほど普及していなかったため、夏の暑い日には室内温度が上がってしまう事がありました。
けれども最近の平屋は遮熱等に対して性能がいい建材を使っているほか、建築時にもさまざまな工夫を施しています。
■平家工房みともでは、標準の仕様が遮熱・断熱対応に
私たちが建築する平屋では標準の仕様として、すべての窓に高性能樹脂窓を採用しています。
まずサッシ枠は樹脂製で断熱性能が高く熱伝導率はアルミの1000分の1です。
次にガラスはLOW-Eペアガラスでアルゴンガス封入されています。
low-eガラスとは特殊金属膜を室外側にコーティングしたガラスで、断熱性能と日射遮蔽のベストバランスを実現しています。
アルゴンガスとは「気体の断熱材」とよばれる、空気中に約1%存在している不活性ガスのことです。空気よりも熱の伝導率が低いために、ガラスに混ぜると外からの熱が伝わりにくくなります。
樹脂サッシで大事なのはスペーサーと言われる部分で、これはペアガラスの間隙間を一定に保ち、アルゴンガスを逃さないための需要な役割を果たしています。
この部分も樹脂でできており、非常に結露が発生しにくくなっています。
さらにお客さまにお伝えしている施行時の工夫として、日当たりのいい窓に軒を設置するなどでも室内温度の上昇を抑えることが可能になります。
暑さ・寒さが厳しい日でも心地よく暮らせるように、住まいの環境を整えていますのでご安心ください。
平家工房ではこれまで多くの平屋を建ててきた実績を生かし、お客さまの過ごしやすい家をご提案してまいります。どんなことでもお気軽にご相談をお待ちしています。