平屋は2階が無いので本当のバリアフリーです。フラットで生活導線も少なくて済み、住みやすい家です。しかしデメリットもたくさんあります。
デメリットの中でよく言われることは、二階建てに比べると基礎と屋根が大きくなるので割高になるとか、水害の時2階に非難する事ができないという事が言われます。
割高になるなら小さな家にすればいいし、そもそも災害があるような所に家を建てなければいいのです。
そして平屋にしたときの問題点は、音やプライベートの確保があります。
1階にすべての部屋があるのでリビングやキッチンの音が各部屋に響いたり、寝る前に食洗機を利用する人は音が寝室まで聞こえてきたりします。また洗濯機の音もガンガン部屋に響いてきます。
子どもが小さい時はいいのですが、高校生くらいになってくると体は大人です。そんな体格の人がリビングを中心に行ったり来たりすれば、うっとうしい感じになります。
また子どもが大きくなると、プライベートも平屋だと取りにくくなります。
間取りで言えば、各部屋を1階にすべて作りますので日当たりや風通しも二階建てに比べると取りにくくなります。
また各部屋が外と直接面するのでプライバシーの確保や、防犯の面が心配になります。 この様に、いい所があれば悪い所もあるという事ですね。
平家研究科 桧垣 幸夫