家を建てるには何をすればよいのでしょうか。
土地を決める、建設を頼む会社を決める、予算を決めるなど家を建てるためにはやらなければならないことがたくさんあります。
本記事では家づくりの流れと注意点についてご紹介します。
マイホームをご検討中の方はぜひご参考にしてください。
□家づくりの基本的な流れとは？
家づくりは、およそ住宅会社を決めるまでに4~5ヶ月、プラン検討に2~3ヶ月、実際の工事に4~5ヶ月かかり、家を建てようと決めてから実際に完成するまでは約1年かかります。
土地探しをする場合や家にこだわる方はもう少し時間がかかると考えた方が良いでしょう。
また、家づくりの流れも依頼する会社や建てたい家の構造や工法によって段取りやスケジュールが変わります。
入居したい日が決まっている場合は、ゆとりを持ったスケジュールをたてるようにしましょう。
スケジュールの立て方は、新居への入居希望日から逆算して設定するようにしましょう。
この方法は、いつまでに何をするのか目途が立つためおすすめの方法です。
□家づくりの具体的な流れとは？
ここでは、より具体的な家づくりの1年間の流れをご紹介します。
＊家の完成から8~12ヶ月前の期間
この期間ではやるべきことは3つあります。
1つ目はどのような家を建てるかを家族で相談することです。
どのような家にしたいかどうかは、家族構成やライフスタイル、好み、趣味など家族によって異なります。
まずは、家族にとっての理想の住宅を話し合いましょう。
理想の住宅やほしい機能などを紙に書きだして、譲れない条件に優先順位をつけてリストアップをつけてみるとよいでしょう。
2つ目は情報収集です。
理想の家に似たイメージを探したり、建設の依頼をする住宅メーカーや設計事務所、工務店の情報を探しましょう。
情報はインターネット、情報誌、書籍などで探すことができます。
3つ目は予算の検討です。
老後の生活資金や子どもの教育費など家族のライフプランを考慮しながら、自己資金と借り入れの計画を建てましょう。
＊約6~8ヶ月前の期間
この部分では建設を依頼する会社を数社に絞り、予算や希望する家のイメージを伝えて基本設計プランと相見積もりを取りましょう。
多すぎると選ぶときに迷ってしまうため3社ほどに絞って見積もりを取ってもらうことがおすすめです。
複数の会社から設計プランと見積もりを提示してもらったら、複数の提案を比較検討しましょう。
「一式」などのようにざっくりとした見積もりを提示する会社は要注意です。
細かく見積もりを提示できる会社は、ごまかしがなく細部まで具体的に想定をしているため、信頼できる会社であると判断することができます。
＊4~6ヶ月前
建設を依頼する会社を1社に絞り、間取りや工期スケジュールなどを確認の上で契約します。
＊4ヶ月~完成
工事の開始となります。
着工を行う前に近隣へのご挨拶、地鎮祭などがあります。
工事が終わったら出来上がった家を施主と工務店スタッフで一緒に確認します。
この時に気になることがあればその場でスタッフに修復などの相談をします。
この時に、不具合や気がかりなことは遠慮なく指摘して対応してもらうことがポイントです。
確認が終わったらようやく鍵が施主の下にわたります。
ガスや水道などのライフラインの手続き、各種登記、転入転出届など引っ越しに必要な書類も用意しておきましょう。
□家づくりにおける注意点
家づくりの流れについて前の部分でご紹介しました。
ここでは、家づくりにおける注意点を3つほどご紹介します。
1つ目は担当者と納得がいくまで話し合いをすることです。
家は一生に一度の大きな買い物といわれており、何度も購入するものではありません。
一生に一度の買い物であるため妥協はしない方がいいです。
決めることが多いため大変な作業ではありますが、住み始めてから後悔しないように担当者と納得がいくまで話し合い、理想の住宅を実現しましょう。
2つ目は返済プランを考えることです。
ローンを早く返そうとして無理な返済計画をたてると日々の生活が苦しくなってしまう可能性があります。
返済計画を立てるときは生活が圧迫されないように無理のない計画を立てましょう。
3つ目は工事中も定期的に家の様子を見に行くことです。
着工してからも工事の様子を見に行くようにしましょう。
工事を見せないような会社を選ぶことは避けましょう。
□まとめ
本記事では、家づくりの流れと注意するべき点についてご紹介しました。
やるべきことがたくさんあり、また、完成まで長い時間がかかりますが、一生に一度の買い物なため、後悔しないように妥協をせずに取り組みましょう。
当社ではお客様のニーズに合わせた平屋をご提案しております。
住宅づくりでわからないことがありましたら、ご気軽にお問い合わせください。
