こんにちは。
山口県で平屋を専門に設計施工している、平家工房みともです。
春は空き巣犯罪が多くなる季節。全ての部屋が1階にある平屋は、室内へのアクセスが容易なことから防犯面で不安という方も多いのでは?
そこで今回は、平屋におすすめの防犯対策をご紹介します。
■対策1:防犯ガラスを採用する
空き巣被害の半数以上は、窓からの浸入と言われています。そのため、住まいの防犯は「窓の対策」がとても重要!そこでおすすめなのが「防災合わせガラス」です。ガラスの間に特殊フィルムを挟み込んだ、破壊されにくく、飛散しにくい複層ガラスです。窓ガラスを割って侵入する手口に有効なことはもちろん台風や強風時の飛来物対策にもなります。
3月に完成見学会を開催した平屋では、オーナーさまが闇バイト強盗事件のニュースを見て、「しっかり防犯をしたい」と防災合わせガラスを採用しました。
■対策2:窓の配置と種類を工夫する
窓の防犯対策としては、大きい窓をなるべく避ける、侵入しづらい「すべり出し窓」や「戸先錠」にすることも抑止効果につながります。戸先錠は、窓の真ん中にカギがなく閉じると自動でロックがかかるため、侵入者にカギの存在を確認しにくい効果があります。
■対策3:角地を避ける
日本では角地が好まれますが、海外では防犯面を考慮し、角地を避ける傾向があります。その理由は、角地は道路に面する部分が多く、人が出入りしやすいからです。防犯を意識して土地を探すなら、角地は避け、周囲の環境や通行量なども考慮しましょう。
■対策4:外構での対策
防犯砂利や人感センサーライト、防犯カメラの設置など、外構部分での防犯対策もおすすめです。歩くと音が鳴ったり、ライトが点灯したりすることで侵入者の存在を周囲に知らせ、犯罪の抑止効果を高めることができます。
安心・安全に暮らすためにも、防犯対策を講じておくことは大事です。ぜひ家づくりの参考にしてみてください。