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家づくりコラム

2020.10.25

大きな窓はいらないR2.10.25

周南地区で販売している土地の広さは、60坪位の所が多いです。

ここに家を建てるとどうしても周りに家が建っていて、隣の家の窓もこちらを向いていたり、二階の窓から見下ろされたりと、思い切って窓を開けて生活することが難しいです。

隣にすでに家が建っていれば、その家の窓の位置を考慮して間取りを考えればいいのですが、後から隣に家が建って、いきなりこちらに向けて大きな窓が出来たりしたら、カーテンを閉め切った状態で過ごさなければならないことになります。

リビングには日当たりを考えて、どうしても大きな窓を付けたくなります。

普通は高さ2000mm、横が1650mmの掃き出し窓を付けます。最近は高さ2200mm、横が2560mmの窓を付けることもあります。

大きな窓は、開放感があって見た目もいいので採用されています。

横が2560mmの窓には2枚戸と4枚戸が有ります。見た目はやはり2枚戸が大きくて格好いいです。

ただ、今の窓はペアガラスになっていますので、大変重くなっています。見た目だけで2枚戸にすると、子どもでは開けられない位重い戸で、毎日の開け閉めに大変苦労する羽目になります。できれば大きな窓は、4枚戸にするようおすすめします。

そして窓が大きくなると、家具の配置もよく考えておかないと入居して物が置けないという事にもなりかねません。

今までは、風通しの事を考えて窓を大きく取っていましたが、今は花粉症や、PM2.5、黄砂など窓を開けておけない環境になっています。

窓の取り方も、今後は少し考えを変えた方がいいかも知れませんね。

平家研究家 桧垣幸夫

home building professional

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