住宅ローンを組む時、必ず団信(団体信用生命保険)に入らなければなりません。持病などある人で団信に入れないときは、住宅ローンが借りられないことになります。
ようするに住宅ローンは、命を担保にお金を借りることになります。
この生命保険料は、銀行側が負担し金利の中に含まれています。
最近では、ガン団信も銀行が負担する銀行が増えています。
医療が進み、最近ではガンも治る病気の一つになっています。ガンと診断されると住宅ローンの支払いは終わり、完治すればローンは無くてそのまま家に住めることになります。
持病があり団信に入れない人には、フラット35という住宅ローンがあります。団信を付けなくても住宅ローンが組めます。金利も0.2%安くなります。
しかし団信が付いていないと心配と思われる人は、ワイド団信というのがあります。
少し持病があっても入れる団信です。
ただネット銀行や都銀では取り扱っていますが、山口県内の銀行では取り扱っていません。
団信に入るという事は、住宅ローンの借り入れが3000万円なら、3000万円の生命保険に入ったという事になります。
完済年齢も80才になっていますので、80才まで生命保険に入っていることになります。
ただし団信の保険は、住宅ローンの残債分にしか保険が掛かっていませんので、80歳近くなるとわずかな保険金額になります。
住宅ローンを組む時は、今かけている生命保険の見直しをするいい機会かもしれません。
平家研究家
平家研究家 桧垣 幸夫