
こんにちは。
山口県で平屋を専門に設計施工している、平家工房みともです。
家づくりを考えるとき、
「リビングはやっぱり日当たりの良い南向きが理想」と思う方は多いのではないでしょうか。
確かに、南向きのリビングは自然光がたっぷり入り、明るく開放的な空間を演出してくれます。
しかし、土地の条件によっては、北側にリビングを配置するのがおすすめなケースもあります。
例えば、隣家との距離が近く南側からの採光が確保しづらい場合や、
お隣からの視線が気になる場合、北側に美しい眺望が広がっている場合などです。
「北向きのリビングは暗いのでは?」と不安に思う方も多いかもしれませんが、
そんなことはありません!

ちょうど先日お引き渡しをしたお住まいも、
北側が開けた立地を生かして、リビングを北向きに設計しました。
約15帖のLDKには大きな掃き出し窓を設け、そこから柔らかな光が差し込み、
広さと心地よさを感じられる空間になっています。
北側の窓の良いところは、1日を通して柔らかく安定した光を取り入れられること。
直射日光によるまぶしさや暑さを避けることができ、快適な空間を作り出してくれます。
特にここ数年、夏の暑さが社会問題となっていますが、
北向きリビングなら直射日光の影響を受けにくいため、室温が上がりにくく快適に過ごせます。
実際にオーナーさまも北向きのリビングをとても気に入ってくださり、
窓から視線が遠くまで抜ける開放感や、四季を感じられる自然の景色に
心豊かな暮らしを実感していらっしゃいます。
一般的には南側に配置されることの多い掃き出し窓ですが、
「リビング=南向き」という固定観念にとらわれず、土地の個性や住まいに合った家を造ると
日々の暮らしはもっと快適で豊かになります。
平家工房みともでは、お客さまお一人おひとりに合わせた平屋づくりをご提案しています。
まずはお気軽にご相談ください。