寒くなると太陽の日差しはありがたいものです。
休みの日に太陽の光に当たりながらリビングでゆっくり出来たら、疲れも取れます。
住宅地にある家は、隣との距離が近いため、どうしても日当たりが悪くなります。
夏は太陽が高いために日は入りますが、冬は太陽が低くなるため隣の家の陰になり、日当たりは望めません。
”みとも”で建てていただいた家の中に、中庭を採用した家があります。
家の真ん中が屋根の無い庭になっているのです。
間取りは、中庭を中心に北側にリビングをもっていき、南側に居室を配置した間取りです。
だから隣との距離が近くても、リビングには日が当たるようなります。
そしてリビングは周りが囲まれていますので人の目は気にならず、カーテンも必要ありません。
中庭で、人の目を気にせずバーベキューや洗濯物を干したり、いろんなことができます。
また犬など動物を飼っている人は、中庭で遊ばせたりできます。
ウッドデッキを作れば、第二のリビングとしても使えます。
この様に中庭はいい事ばかりのように思えますが、ただ中庭を作ることで予算は上がります。
それは普通の家より中庭を囲む外壁の面積が増え、その分高くなるのです。
日当たりを取るのか、予算を考えるのか、家づくりにはいい所も悪い所もいろいろあります。
平家研究家 桧垣 幸夫