最近マンションのチラシが週末の新聞によく入っています。
周南市には、完成して1年以上も経ったマンションが2棟、そして3棟目も、もうすぐ完成します。
どのマンションも売りあぐねています。
その理由は、建築費が高騰し価格が高くなっているからです。
ほとんどのマンションが、3,000万円以上もします。
そんな価格なら、場所を少し変えれば土地付きの一戸建てが建てられます。
それにマンションは、管理費等で毎月15,000~20,000も別途に費用が掛かります。
これを住宅ローン(35年返済)で逆算すると、500万円以上の借入額になります。
という事は、3,000万円マンションでも3,500万円の価格に相当するということです。
また管理費等は、住宅ローンが終わった後も、払い続けなければなりません。
そして駐車場から住戸まで意外と遠いのです。普段の買い物や子ども連れでの外出で、エレベーターに乗ってそれから駐車場まで行かなくてはなりません。特に荷物のある時は大変です。子どもを連れて荷物を持って、エレベーターに乗ってやっと我が家という事になります。
これを毎日過ごすのですから考えただけでもうんざりします。
もし忘れ物をすれば、またさっきの繰り返しになります。
戸建てだと駐車場から直ぐに荷物を運べるのでマンションとは大違いです。
またこのコロナ禍に、エレベーターの密室で知らない人と一緒に乗るのもいい感じはしません。
そして上下階の音の問題もあります。
まだまだ我々の住む田舎では、マンションより戸建ての方がいいですね。
平家研究家 桧垣 幸夫