こんにちは。
山口県で平屋を専門に設計施工している、平家工房みともです。
9月16日は敬老の日。高齢者を労わり、長寿を祝う祝日です。
そこで今日は住宅のバリアフリーについてご紹介したいと思います。
ワンフロアで段差のない平屋は、年を重ねて足腰が弱くなっても快適に暮らせるため、幅広い年代の方に適しています。
しかし、まだ20~40代の若いうちから考えるのはなかなか難しく、ご夫婦ふたり暮らしになる60代から考えればいいとも思うかもしれません。
でもせっかく家をつくるなら、60代になって大きく作り変えるより、なるべく同じ形で長く住み続けられる方が嬉しいですよね。
それなら、将来のことを見据えて少し工夫をしておくことで、長く暮らせる平屋になります。
■水廻りは主寝室の近くに設ける
高齢になると心配になるのが、夜にトイレに行きたくなること。
真っ暗な中、リビングや廊下を通ってトイレまで行くのは大変です。
もしもの時も安心なように、寝室の近くにトイレを設けておけば心配することもありません。
■玄関に手すりを付ける
靴の脱ぎ履きの際に便利な手すり。
框(かまち)に腰かけなくても、立ったままバランスがとれて動作がスムーズにできます。
実は、この手すりはお子さまにもおすすめです。
靴の脱ぎ履きや段差の上り下りの動作を楽にしてくれて、転倒の危険も防いでくれます。
大人も、重い荷物を持って帰ってきた時などに掴まる物があると便利かもしれませんね。
また、手すりがあることでクロスが汚れないというメリットもありますよ。
■玄関ホールや廊下を広めに設計
私たちが設計する平屋は極力廊下を作らないようにしているのですが、もし作るなら広めに設計しておくと、将来車いすが必要になったとしても安心です。
平家工房みともで建築する場合、設計寸法に「メーターモジュール」を使用しているので、一般的に使われている「尺モジュール」に比べて空間が広くなります。
*メーターモジュール:1モジュール=1m
尺モジュール:1モジュール=約91cm
ご要望に合わせた間取りのご提案ができますのでご相談ください。
「バリアフリー」というと高齢者向けの仕様のように思われますが、
お子さまも大人も使うと便利で、暮らしにゆとりも生まれます。
平家工房みともでは、将来のことも考えた家づくりをご提案しています。
いつでもお気軽にお問い合わせください!