TOP > ひらや研究室 > アルミサッシはいらないR3.7.25

家づくりコラム

2021.07.25

アルミサッシはいらないR3.7.25

暖かい家にするには、壁や天井の断熱材を、性能のいいもにしたり材料を厚くするより、窓の性能を上げる方が断然暖かい家になります。

考えてみてもわかるように窓は、薄いガラスで構成されたサッシになっています。

壁はそうは言っても、10cm以上も厚みのある構造です。

暖かい部屋の暖気は窓から逃げ、外の寒い寒気も窓から入ってくるのです。

家の熱は、窓から50%以上移動しますので、窓の性能を上げればいいのです。

断熱性をよくしようと、最近の家の窓はほぼ全てペアガラスになっています。

多くの住宅会社で、予算の関係でアルミと樹脂の複合サッシが取り入られています。

この複合サッシは、外をアルミにし室内は樹脂という構成になっています。

アルミは熱を伝えやすい素材です。

アパートなどでアルミサッシの住まいを経験された方は、冬は結露で悩まされたことが有ったと思います。

複合サッシはアルミを半分使っているので、オール樹脂サッシと比べると断熱性能は劣ります。

樹脂は熱を伝えにくい素材です。

だから樹脂サッシは、断熱性能もよく結露しにくいサッシなのです。

しかし、空気が動いていると結露はしにくくなります。

だから24時間換気システムは止めてはいけません。

冬寒いからと言って止めると結露します。気を付けて!

平家研究家 桧垣 幸夫

home building professional

お問い合わせ

イベントやモデルハウスの見学予約、
家づくりについてのご質問は
お気軽にご相談ください。

0833-43-0113

[受付時間] 9:00-18:00 [定休日] 水曜・木曜

平家工房みとも 公式LINE 公式ラインでもお問い合わせいただけます。