今年から新しい事務所に変わり、それに伴ってロゴマークを変えました。
そしてホームページも新しくしました。でも出来たばかりで、今から作り上げていかなくてはなりません。
新しく「ひらログ」というコーナーも設け、いろんな情報を発信していく予定です。
そこで最初に、今までの歩みを簡単に書いてみます。
今から14年前に「平家工房みとも」の事務所を開きました。
その当時、新築と言えば二階建てです。そんな中で「平屋専門」と名乗ったものですから、お客様も建築業界の人もみんな「平屋?」と言う感じのスタートでした。
「なぜ平屋だけにしたの?2階建ても建てればいいのに」と、わざわざ事務所までアドバイスに来る知り合いもいたくらいです。
でも平家を建てたいというお客様はいらっしゃったので、何とかスタートすることが出来ました。
2~3年も経つと住宅業界の中でも平家工房は、知られる存在となりつつありました。
当時大手住宅メーカーは、30坪以上の平屋を建てるお客様は相手にしましたが、30坪以下それも25坪以下の小さな平家を建てるお客様は相手にしなかった時代です。
25坪以下の平屋を検討しているお客様がいると、「平家専門の”みとも”さんがいるから、そちらに行かれたら」と紹介して断っていたようです。
そんな中、私たちの仲間が山口に出来、そして岩国、下関、防府と各地に平家工房が出来、平家が各地で建ち始めたのです。
そこで慌てた大手住宅メーカーも新しく平屋の商品を出したり、平屋に力を入れるなど戦略を改めてきました。それにつられ、工務店や地元の建築会社も平屋を建て始めたのです。
だから今は、山口県内の新築住宅の半分以上が平屋と言う状態になっています。
実際に住みやすいのは平家です。平面の生活ですから動きやすいし、家族のぬくもりが感じられます。
山口県内の分譲地は60坪位で分譲されるので、小さな平家なら充分余裕のある広さです。 これからも住みやすい平家生活を広めてまいります。
平家研究家 桧垣幸夫