こんにちは。
山口県で平屋を専門に設計施工している、平家工房みともです。
若い頃の家づくりは、子育てや家族中心の家づくりをされた方がほとんどだと思います。
60代からの家づくりでは、自分たちがこれから快適に暮らしていくための
「今」と「これから」を見据えた家づくりが大切です。
体力や健康面の変化も考慮しながら、将来も安心して長く暮らすための住まいづくりを計画しませんか?
今回は、平家工房みとものオーナーさまが
「やってよかった!」と思った家づくりのポイントをご紹介します。
60代からの建て替え・住み替えで失敗しないためのアイデアとして、ぜひ参考にしてみてください!
◆オーナーさまが実感!「やってよかった」家づくりのポイント5選!
◇1:玄関に「I型手すり」を設置

年齢を重ねると、靴の脱ぎ履きを負担に感じることが多くなります。
特に最近は、框(上がり框)が低めに設計されているため、腰かけて靴を履く時に一層立ち上がりづらいようです。
しかし、立ったままだとふらついて転倒のリスクも心配。
そこでおすすめなのが、「I型の手すり」の設置です。
I型の手すりは握りやすく、軽い力で立ち上がりの動作をサポートしてくれます。
設置したオーナーさまからも、「しっかりと身体を支えながら靴の脱ぎ履きができる」と好評です。
◇2:コンセントの位置を高めにする

一般的に床から約25cmの位置に設置するコンセントですが、60代からの家づくりでは、少し高い位置に設置するのがおすすめです。
プラグを抜き差しする際に、腰を深くかがめたりしゃがんだりする必要が減り、腰や膝への負担が軽減されます。
日々の掃除機掛けや充電のたびに感じていた小さなストレスが減り、「思った以上に便利!」という声が多いです。
◇3:建具は「引き戸」を選ぶ

引き戸は軽い力で開閉ができるため、高齢になっても安心です。
ソフトクローズ機能も標準装備のため、指を挟むなどの事故も防げ、
安全性と使い勝手の両面でメリットがあります。
◇4:将来に備え、トイレと廊下に「手すり用下地」を設置しておく

トイレや廊下の手すりは、今すぐは不要でも、将来必要になる可能性があります。
新築時に手すりの取り付け位置に下地を入れておくことで、必要になった時にリフォームがしやすくなります。
◇5:スムーズに移動できる間取り設計

歩行に不安が出てきた時でも、壁をつたって室内を移動できるよう、間取りを工夫しておくこともおすすめです。
寝室からキッチン、トイレ、お風呂まで、スムーズに移動できる動線を確保しておくことで、日々の生活に大きな安心感が生まれます。
60代からの家づくりは、将来の暮らしやすさを考えた工夫を盛り込むことで、より快適で安心して暮らせる住まいになります。
平家工房みともでは、これまで200棟以上の平屋を手がけてきた実績と平屋専門のノウハウを活かし、お客さまに合った住まいづくりをご提案いたします。
セカンドライフを、もっと快適に、楽しむための家づくりなら、ぜひ私たちにお任せください!