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家づくりコラム

2024.12.05

「メーターモジュール」と「尺モジュール」

こんにちは。
山口県で平屋を専門に設計施工している、平家工房みともです。

住宅の設計図を作る際、「モジュール」という単位を使って設計します。
建築図面の方眼1マス(グリッド)の一辺にあたる長さを「モジュール」と言うのですが、このモジュールには、メートルを基本とした「メーターモジュール」と尺貫法に基づいた「尺モジュール」の2種類があります。


○メーターモジュール
1メートルを基準単位とし、1グリッド「1m×1m(1000mm×1000mm)」で設計


○尺モジュール
1尺(約303mm)を基に、建築では3尺(909mm)を基準とした1グリッド「910mm×910mm」で設計


メーターモジュールは尺モジュールと比べ、基準となる寸法が90mm大きい点が特徴です。
ちなみに、平家工房みともでは、「メーターモジュール」を使って設計しています。

■メーターモジュールのメリット

メーターモジュールは、尺モジュールと比べて寸法が90mm大きいので、空間を広く設計することができます。
特に、広さを実感できるのが、玄関や廊下、トイレなどの狭い空間。
同じ1モジュールでも90mm違うだけで、空間の大きさがかなり変わり、おうち全体が開放的に感じられます。


■尺モジュールのメリット

尺モジュールは、日本建築で昔から使われている寸法基準で、今でも住宅会社の多くが「尺モジュール」を使用しています。
そのため、建築資材は多くが尺モジュールを基準に作られており、資材を選ぶ時の選択肢も多く、価格もメーターモジュールに比べて抑えることができます。


平家工房みともでは、ちょうど良い広さで心地よく暮らせる住まいづくりをしています。
コンパクトな平屋でも、メーターモジュールで空間を広く設計することで、建物だけでなく心理的なゆとりも生まれます。


家づくりの際に、どちらのモジュールを使って設計しているかを見てみるのも面白いかもしれませんね。


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