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家づくりコラム

2023.10.12

「これからずっと住む家」はここにこだわる!設計のコツ

こんにちは。
山口県で平屋を専門に設計施工している平家工房みともです。


私たちは「この先ずっと、ちょうどいいサイズ感で住み続けられる家」を、テーマに平屋づくりをしています。


今回の記事では、年齢を重ねて生活スタイルが変わっても、同じ家でずっと快適に暮らしていくための工夫をお伝えします。

平屋は全体的にフラットな作りで、もともと子どもからシニア世代まで住みやすい家といわれています。


そのため将来を見越してほんの少しの工夫をするだけで、さらに快適に生活できる空間に整えることが可能です。
たとえば介護を想定するほどの徹底した設備までいかなくても、玄関やLDKに未来のために必要なスペースを空けておくだけで、赤ちゃんから老後に向けてまで優しい環境になります。


コストを抑えながら、今も将来も便利に使える工夫を場所ごとにピックアップします。


玄関
・玄関、通路になる壁は下地を強化して手すりを取り付けやすくしておく
→お子さんがいる世帯は最初から手すりをつけておくと、靴を履く際に壁に触れて一部が黒ずんでしまう状況を防げます


・土間や小上がり部分に、ベンチが置けるスペースを確保しておく
→こちらも、お子さんが小さい場合は初めから設置してしまっても。靴を履かせてあげるのに便利です。

LDK・キッチン
・キッチン内のスペースを広く取る、家事動線を短縮する
→お子さんが足元で甘えてくる時期から、年齢を重ねてスムーズに動くことが難しくなっても家事がしやすくなります。


・主寝室をリビングの近くに配置、将来的にワンルームのような暮らし方をする形を想定してLDKをデザインする


寝室
・主寝室とトイレはなるべく近い位置にしておくと、年齢を重ねた際に便利です。


・夫婦の寝室は別であっても、お互いの気配が感じられる配置にしておく


トイレ
・トイレのドアはなるべく幅が広いものに
→可能であれば、引き戸が推奨。将来的には、二枚連続の引き戸にリノベーションをしても


・トイレ内のスペースは、なるべく広めに


浴室、洗面スペース
・浴室の床は、すべりにくく乾きやすい素材に


・洗面所を少し広くすることで、身動きを取りやすく洗濯干しスペースにも


・今後、夏場がより暑くなる可能性も考慮して外で洗濯物を干さなくていいように、乾燥機やランドリールームを設置・設計


扉、サッシ
・力をいれなくても扉を開けられるよう、部屋の出入り口はなるべく引き戸に


・重いサッシにはバータイプの取手が取り付け可能


平家工房ではずっと同じ家で安心してお過ごしいただけるよう、ご施主さまへリフォームの対応も行っています。扉の取っ手など小さなパーツの取り付けから、住居全体の改装まで承っております。施行時の担当者、またはHPやInstagramからお気軽にご連絡ください。


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